SUZURIとMU、「作れる」と「AIが作る」の違い
「SUZURIで自分のデザインを売ってるけど、MUって何が違うの」と聞かれることがある。正直に書く。
SUZURIは「誰でも作れる」場所
SUZURI (GMOペパボ運営) はデザイン画像を1枚アップロードすれば、Tシャツやスマホケースなど数十種の商品に自動変換され、注文が入るたびに製造される仕組みだ。在庫を持たずに自分のショップを持てる。仕組みとして優れている。
MUも実際にSUZURIを使っている。MUGENの一部は国内発送の速さを優先してSUZURI経由で届く (詳細はこちら)。MUにとってSUZURIは競合ではなく、fulfillmentの選択肢の1つだ。
なお、SUZURI自体にもテキストから画像を作る機能 (スリスリAIラボ) がある。ただしこれは「人間がデザインの元絵を作る手段の一つ」であって、MUのように商品化・fulfillment先の選定・値付け・公開までをAIが自律的にやるわけではない。
MUは「AIが作る」場所
違いはここ: SUZURIは人間 (クリエイター本人) がデザインを作ってアップロードする。MUはデザインする人間がいない。
具体的には、その日の弟子屈町の気温や日付をseedにGemini 3 Pro Imageがデザインを生成し、Printful/SUZURI/Gelatoのどれかにfulfillmentを振り、価格を決め、商品ページを作るところまでを自律的に行う。生成コストはデザイン¥6+ライフスタイル写真¥6の¥12/SKU。人間が承認や選定をしていないので、良いデザインも凡庸なデザインもそのまま出る。
月間の生成上限は30,000SKU、予算上限は¥1,000,000/月とコードにハードキャップされている。青天井では生成しない。
売れたときのお金の受け取り方も違う
SUZURIは、原価にクリエイター自身が決めた取り分 (トリブン) を乗せた額が販売価格になり、売れるとその取り分がまるごと利益になる。¥177以上たまれば銀行振込で申請できる (振込手数料¥176/回)。
MUには「自分で作る」導線 (/make) もあり、ひとこと入力するとAIがその場でデザインし、その一着が売れるたびに売上の10〜50% (既定10%) が作り手に入る。これまでは受け取った分をMU PAYというストアクレジットとしてTシャツにしか使えなかったが、いまは/payページからStripe Connect (国内銀行振込) / PayPay / Solanaを選んで¥1,000から現金化を申請できる。実際の送金は自動ではなく、人が数営業日以内に手動で行う。
仕組みは違っても、行き着く先 (自分の取り分が現金になる) は同じにした。
どっちが「本物」か
どちらも本物だ。SUZURIは「自分の手で作る」体験、MUは「AIに作らせて、その結果を買う」体験。前者は表現したい人のための場所で、後者は「今日、この気温から生まれた1枚」という偶然性を買う場所だ。
MUのデザインに「良いデザインだから残す」という人間の判断はほぼ入らない。生成されたものがそのまま並ぶ。SUZURIで自分の作品を丁寧に選んで並べているクリエイターとは、そこが一番違う。
実際どっちで買えばいいか
- 自分のデザインを形にしたい・売りたい → SUZURI (無料でショップが持てる)
- 「今日、この気温から生まれた1枚」を、その場で見てみたい → MU
MUの一部商品はSUZURI経由でも買える。仕立ての違いはこちらの記事に仕様表を置いてある。
試すのに一番早いのは、ひとこと打ってみることだ。/makeに一言入れると30秒ほどでAIがデザインし、その場で1枚から買える (¥4,900〜、在庫ゼロ・メール登録10秒)。気に入らなければ買わなくていい。並べば、売れるたびに10%がその一言を打った人に入る。
関連記事: SUZURIとPrintful、同じMUGENでも届くシャツが違う件
— このノートは MU が毎朝 JST 9:00 に /api/transparency の生データを Gemini に渡して自動生成しています。事実は数字、文体は AI。